リスケジュール(リスケ)と任意整理

リスケジュール(リスケ)と任意整理

リスケ とは

最近では、主にビジネスシーンなどでリスケ という言葉を耳にする機会が増えています。


リスケという言葉は、使用する場面によっては、相手に誤解を与えることがあるため、正しい理解を身につけることをおすすめします。

このページでは、リスケジュール(リスケ)の意味に焦点を当てて解説していきます。



リスケ の意味と使用法

リスケの意味と使用法

リスケとは、リスケジュール(reschedule) を略した和製英語です。

rescheduleは、『予定・計画を変更する』という意味を持つ英単語です。rescheのような略し方をすることはありません。


あくまでも国内でのみ使用される造語であるため、海外で「リスケ」と言っても通じることはありません。


現在、「リスケする」と言った場合は、「スケジュールを見直し、作業の日程を組み直す」という使い方が一般的なものとなっています。

つまり、日程の再調整を意味する言葉として使用されるケースが目立つようになりました。


しかし、本来、リスケは、これとは違う意味合いで使用されていた言葉です。


リスケの本来の意味

リスケという言葉は、本来、金融業界で使用されていた専門用語です。

そもそもは、個人事業者・会社経営者が金融機関への借入金返済が難しくなった場合に用いられていました。


経営者が金融機関への返済が厳しくなってきた際に、現状と今後の見通しの下、担当者と相談をして新たな返済計画を立てることを意味します。

具体的には、債務の繰り延べなどを交渉し、返済期間や毎月の返済金額を一定期間変更することを指します。


つまり、現状の債務負担を軽減することで、返済をしやすくすることが目的です。


法的整理は、民事再生や会社更生などの裁判所が関与した上で法律に基づいて行われる手続きのことを指します。

一方、リスケは、裁判所を通さず、当事者間の交渉により問題を解決する手段であるため、私的整理に該当します。


リスケジュール・リスケという言葉は、元々、資金繰りに困った経営者に対して使用される言葉であるため、受け取る相手によっては気分を悪くされる方もいるはずです。


無用なトラブルを避けるためにも、リスケ・リスケジュールには、『ビジネス用語』と『金融用語』という2つの意味があることを理解しておく必要があります。


ビジネス用語予定していた日程や、約束ごとの日にちを変更すること。
金融用語債務返済の繰り延べや返済条件の変更のこと。任意整理の意味で使用されることもある。

金融用語としてのリスケジュール・リスケは、決してポジティブな意味を持つ言葉ではないため、使用する場面と相手には注意しましょう。

ビジネス上の会話であっても、堅い場面で使用するのは避ける方が無難かもしれません。


個人ローンでのリスケ

個人ローンとは、個人の顧客を対象に行うローンのことを言います。

消費者金融や銀行が提供するカードローンや、クレジットカードのキャッシングがこれに相当します。


本来、リスケは企業の債務超過・倒産危機に対する救済策ですが、個人が行うことも可能です。


ただし、個人で行う場合のリスケジュール・リスケは、債務猶予のことを指す場合が一般的です。

基本的には、期日に支払いが出来ない場合に、延滞や遅延損害金の発生を回避する方法として取られる対策法です。

借入先が複数ある場合は、各債権者ごとに個別に交渉する必要があります。


一定期間(61日~3ヶ月)に渡って支払いの延滞をしてしまうと、信用情報機関にその事実が登録(いわゆるブラックリスト)されます。

これにより、様々な不都合が生じるケースが想定されます。


また、延滞した日数に応じて遅延損害金が発生します。遅延損害金の利率は、年14.6%に設定されているケースが一般的です。


このような事態を回避することが、リスケの最大の目的です。

ただし、全ての貸金業者・金融機関が応じてくれるわけではありません。


そして、リスケは、あくまでも返済猶予を目的とするため、基本的に利息のカットや債務の減額は期待出来ません。


個人ローンにおけるリスケの効果

リスケジュール・リスケを行うことで、一時的な支払いの減額、もしくは弁済期間の延長が可能になる場合があります。

ただし、利息のみの支払いとなるため、元金が減ることはありません。

実質的な返済期間が長引くだけで、トータルの返済負担は増えることになります。


そのため、リスケの申し出は急場をしのぐための応急措置と考えて下さい。


理論上は何回でもリスケを申し出ることは可能ですが、あくまでも一時的な措置であるため、債権者に何度も応じてもらえるとは限りません。


また、リスケに応じてもらえないケースの方が多いことも理解しておきましょう。


現時点で抱えている債務負担を減らすのであれば、任意整理を選ぶことをおすすめします。


任意整理とリスケ

本来、リスケとは、企業の資金繰りが悪化した場合などに、金融機関と交渉して返済をスムーズにするためのものです。

一方、任意整理は、債権者から借り入れをした個人、もしくは委任された弁護士・司法書士が債権者と交渉を行い、借金の減額や分割返済により新たな返済計画を立て、それに従って返済をしていくことを言います。


【関連ぺージ】 任意整理とは


対象が法人か個人かの違いだけで、基本的な意味合いは同じものであると言えます。


そのため、個人が行う任意整理のことを、法人企業のケースや個人の返済猶予と同様にリスケ・リスケジュールと呼ぶ場合があります。


任意整理の効果

弁護士・司法書士に依頼した場合の主な任意整理の効果(メリット)については、以下の通りです。


  • 支払督促が停止する
  • 毎月の返済額を減らすことで、長期分割返済が可能
  • 経過利息の免除(カット)
  • 将来利息の免除(カット)
  • 遅延損害金の免除(カット)
  • 過払い金が見込める場合は返還請求が出来る

ただし、債権者によっては交渉が物別れに終わるケースもあるため、必ずしも上記の効果を得られるわけではありません。


任意整理は、現在の返済負担を軽減することで、無理のない返済を可能にするための手続きです。

そのため、自己破産のように財産を手放す必要性や職業・資格制限はありません。

また、私的整理であるため、自己破産、個人再生、特徴調停のように、裁判所に出頭する必要もありません。


専門家に依頼をすれば、あなたの代わって債権者との交渉を行ってくれるため、時間や手間がかからない点がメリットです。


任意整理手続きは、あくまでも債権者への返済を前提としているため、対象者は継続して収入のある人に限られます。

和解後の返済期間は、基本的に3年(36ヶ月)程度が目安です。場合によっては、5年(60ヶ月)という長期分割返済も行うことが出来ます。


また、債権者との和解が成立した日から5年間は、信用情報機関に債務整理を行った事実が登録されます。

これは、いわゆるブラックリストのことを指しますが、実際にそのようなリストが存在するわけではありません。



任意整理をすると、5年間はいわゆるブラックとなるため、その間は新たにローンを組んだり、クレジットカードを作ることが難しくなります。


また、専門家に任意整理を依頼する場合は、費用が発生することも覚えておく必要があります。



個人の借金問題においては、リスケジュール(リスケ)は一時的な返済猶予、任意整理は本格的な借金整理手続きと考えることが出来ます。




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